肥後守という和製ジャックナイフがイカすぜ!
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肥後守という和製ナイフ
肥後守というナイフが出てきたよ
古き良き時代からのグッズ
半世紀前から使っていると思われるナイフが出てまいりました。使い込まれて度々研がれた痕跡があります。大きいほうが刃渡り9.5センチ、小さいほうが刃渡り7.5センチです。今も現役で使われています。
石原裕次郎の名曲「錆びたナイフ」
♪ 砂山の砂を指で掘ってたら、真っ赤に錆びたジャックナイフが出てきたよ。どこのどいつが埋めたか、胸にジンとくる小島の秋だ~。♪
この歌の中のジャックナイフは、時代背景から考えるともしかして
♪ 真っ赤に錆びたヒゴノカミ~が出てきたよ。 ♪
んー、さまになりませんね。そもそも、ヒゴノカミとか言われても普通の人には何のことか分かりませんよね。
肥後守(ヒゴノカミ)とは
肥後守とは、日本で第二次世界大戦前から使われている折りたたみ式ナイフです。子供の頃、こいつか小刀で鉛筆を削ったり竹を削って竹とんぼや弓を作ってたなー。
シャキーン!
肥後守の使い方
(`・ω・´)シャキーンと刃を出すには、チキリと呼ばれる突起を親指で操作します。
ナイフとしての使用時も、チキリを親指でしっかりと固定して使います。親指を離すと固定機構が何もないので、不安定で使えません。
肥後守の刻印
鞘を兼ねたグリップには「登録商標 肥後守定駒」という刻印があります。
この肥後守は、全鋼刃の一番安い普及版です。高級品には日本刀みたいに特殊鋼を割り込んでいるものもあります。現在では、永尾かね駒製作所のみが製造しているようです。製造元ポムペはこちら。とても勉強になります。
肥後守の切れ味
よく切れます。
剃刀みたいにスパッと切れるのではないのですが、よく切れます。刃物として、とてもコントロールがしやすく、子供さん方が刃物を学習するのにうってつけです。
おわりに
持ち歩き注意です。隠し持ってて見つかると逮捕されます、たぶん。隠し持たないで大っぴらに持ち歩くと通報されて逮捕されます。自宅でのコレクションとして、重量と質感を愛でながらフェザースティックでも作りましょう。
フェザースティックを知らない方はこちら(*´▽`*)
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