DIYで激安の自作の猫ケージは通院用ですが定員2匹です。キャリーケージ
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ケージの自作は簡単だった
DIYで激安、猫ケージの自作
自作ケージ
DIYで作ったネコの通院用のケージです。
成猫で定員2匹ですが、2匹入れたら一人では持てませんので二人がかりになりますね。持ち手はありません。真ん中のフタ部分の網を持ちます。
サイズは横55センチ、縦40センチ、高さ40センチ。ポメラニアンとか、子犬なら柴犬でもいけそうな、そこそこの大きさです。これよりサイズがデカイと一人では持てないかも。
以下、作り方をご紹介します。
材料
材料はお台所用の白塗りメッシュとドア固定用のフランス落とし金具(ラッチ)、そしてメッシュ組み立て用のタイロッド、敷マットです。
フランス落とし金具(ラッチ)
なんで、「フランス落とし」って言うかというと、ガラス入りの両開き扉を「フランス窓」といって、その窓のあおり止めに敷居に落とし込む金具だからだそうです。
さあ、自作ケージを作ってみましょう
そろえる材料
ボディー用の白色メッシュ(40センチ×55センチ)5枚。100円×5枚=500円(税別)
フタ用白色メッシュ(26センチ×50センチ)1枚 100円(税別)
フランス落とし金具 1個 100円(税別)
タイロッド 1袋 100円(税別)
敷マット 1枚 100円(税別)
すべて、ダ〇ソーで調達して、総額なんと900円(税別)。 L(゚□゚)」オーマイガ!
必要な工具
ニッパとペンチ、ダイニングテーブルかコタツ。
作り方
55センチ×40センチのメッシュ5枚で、枠を組みます。
組む前に、下図の5枚のうち①と②の2枚の55センチ側を40センチの高さで曲げます。曲げ方は、ダイニングテーブルに乗せて、体重をかけます。曲げ角は90度、直角です。
曲げたカドはなんとなく丸くなりますが、気にしません。
パーツを上図の配置にして、タイロッドで止めます。
タイロッドはペンチで引っ張って締め、余分な部分をニッパでカットします。
格子分の長さに横ずれしますので、一辺につき2か所に向かい合う形で斜め止めを入れます。
フタ用白色メッシュ(26センチ×50センチ)をダイニングテーブルに乗せ、両端を体重をかけて曲げます。フタは40センチ+アルファの長さが必要なので、曲げるのは4センチくらいづつでしょうか。
できた出入り口用メッシュ③の長辺一辺を、タイロッドで天井に取り付けます。ここは、可動部分なので、締めすぎないようにします。気持ち、締めない側が天井格子に乗っかるようにします。というか、自動的にそうなるはずです。
これで、片開きの扉ができました。
フタの反対の長辺、タイロッドで止めてない辺のセンターへ、フランス落とし金具のねじ穴を利用して、タイロッドで取り付けます。
結構、丈夫な金具なので重量に耐え、ケージを持ち上げることも可能です。
出来上がりました。
床がスカスカの格子なので、固めのマットを敷いて完成です。
おわりに
先日、デブ猫アンジェロのおなかに湿疹ができて、動物病院へ搬送した時も、とっても役にたちました。その時は、持ちやすい市販のケージに入れようとしましたが、入り口が狭く、アンジェロの抵抗が激しくてとても無理でした。もし入っても、ほっぺを透明のぞき窓に押し付けて身動きがまったくとれず、息もできない状態だったと思います。
このケージは5年前にクロネコ祐希がうちに来た時に製作したんですが、キジ猫アンジェロを保護した時にとっても役に立ちました。アンジェロはネコ風邪による鼻水逆流で両目がふさがり、毎夜、母猫を呼んでずっと鳴いてました。
子猫だったので、このケージの中にトイレまで用意できる余裕がありました。クロネコ祐希にネコ風邪をうつさないのにも、本当に役に立ちました。
1000円で収まったケージ。DIYは安くつくからいいよね。
(•̀ᴗ•́)و ̑̑ ヨッシャ
通院ケージを実際に使った記事はこちら。