素人による筆ペン上達レクチャー 第二章【運筆】
(約700文字)
織田信長の家紋「織田木瓜 」
素人による筆ペン上達レクチャー
「素人による筆ペン上達レクチャー」では、文字の形の美しさは潔くあきらめ、自分の字の個性はそのままに、いかに上手に見えるかを考察して参ります。
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① 素人による筆ペン上達レクチャー【前書き】 一緒に筆ペン上手になろう。
【第二章】運筆
運筆とは
運筆とは筆運びのことです。筆が動いた軌跡に無理がなく、なめらかに書けた文字はどこか美しく感じます。
文字を書くのは、ダンスに似てるかもしれません。肩と肘と手首を軸にして回転して踊る筆先。紙は平面ですが、筆は座頭市の刀の舞のように立体に動いているのです。
一筆、書いてみました。
筆の軌跡
筆の軌跡はこんな感じです。
空中でも「筆圧ゼロ」で文字を書いている感覚です。
線から線や点への筆先の移動が、遠回りしているのがお分かりいただけますでしょうか。ぐーんと回って飛行して着陸するイメージですね。
お手元に筆ペンがあれば、何か文字を書いてみましょう。大げさに、ぐーんと回って着陸です。
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練習のコツ
ここでも「カッコつける」が重要。私は上手いんだと自分に言い聞かせて書いてみましょう。初めゆっくりと、だんだん速くしていきましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。次回【第三章】では、筆文字を書く時に何となく不揃いの見た目になる宛名や住所、手紙本文などを小細工して体裁を整えるズル技です。
どうぞ、お楽しみにー。 (っ'-')╮=͟͟͞♡ウケットッテ
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