失敗しない榊サカキの挿し木 挿し木を理解して成功させる。 初心者でも簡単 サカキの育て方
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挿し木の原理が分かればあなたにも簡単
間のびしたサカキの枝を剪定しました
いつもは剪定した枝はそのまま捨てちゃうんですけど、挿し木にしてみました。
幹肌が茶色の二年枝と、幹肌が緑色の一年枝との混在です。
葉は、蒸散面積を抑制するために、半分にカットします。
10月に入り、台風もこれ以上は来なそうです。
もう、日照りで水切れの心配もありませんね。
挿し木のコツ
挿し木のイメージは、花瓶にいけたお花に根っこが生えて、株が増えて儲かったって感じです。ここ、重要。
水にさしたサカキは半月以上、枯れません。問題は、発根するかどうかです。含水土では、かなりの確率での発根が見込めます。なんといっても、半月も枯れないんですから。なんという生命力。挿し木のための樹種かも。おおげさですね。
活着するためには、剪定した切り口が乾かないことが条件。乾かない切り口が土に接していると、根が出たくてたまらなくなり、ついには発根。ということになります。水切れが懸念される真夏は避けたがいいです。珍しい植物をお持ちの方は、挿し木に挑戦しましょう。
切り枝を花瓶に活けるイメージだから、小さな鉢の挿し木なら、一週間くらいは水受け皿をしいて、腰水にしてもいいかもしれませんね。
せっかくの切り枝だから、失敗したくないにゃん。
成功率を上げたいんなら、発根促進剤を使うといいぞ。
発根促進剤というものがあります。有名どころでは「メネデール」です。
希少な植物を挿し木するときは、成功率を上げるために使用したほうがいいかもしれません。
挿し木をマスターする早道はこの本かなー。
ネットで探し回るのに疲れたあなたへ、専門書をお手元に。(*^▽^*)
あなたが成功した挿し木の方法を、みんなにも教えてあげてねー。
お急ぎの事情がある方は、今すぐgooに聞いてみよう。
聞き方は、こちらからー。
サカキ
サカキは漢字で、榊と書きます。木辺に神。神様の木です。
山の中でサカキの木を見つけるのは、とても難しいんです。サカキ採りに山に入るとそれっぽい木はみんなサカキに見えるんですね。ツバキとかヒサカキとか。でも、それがサカキかなかなか特定できない。
山の中で、サカキの木を見つけるコツは、幹の色です。里山の木々はグレーの木肌が多いから、似たり寄ったりの葉っぱで探すより先に、木肌の色を見ます。サカキの木肌は何となく赤っぽいんです。くすんだ赤茶色の、わりとスベスベの肌です。
昼間でも薄暗くて草も生えないような杉林とか竹林に、ぽつんと生えているサカキ。伊勢神宮では樹齢数百年のヒノキや杉の幹にサカキの枝が縄で縛りつけられてます。なんか意味があるんでしょうね。
おわりに
里山に入るのに、Tシャツ 短パン サンダルはやめましょう。マムシやマダニが怖いから、長袖 長ズボン 長靴は必須です。長靴はズボンの中に入れます。出来れば軍手と帽子もね。
榊の実のお話