月桂樹のカイガラムシ駆除 ルビーロウムシ ルビーロウカイガラムシ
月桂樹のカイガラムシ駆除
月桂樹にルビーロウカイガラムシを発見
月桂樹にルビーロウカイガラムシがいっぱいつきました。
カイガラムシの駆除
カイガラムシとは
カイガラムシは樹液を吸う害虫です。
ルビーロウカイガラムシは赤紫色のぽっちゃりしたカイガラムシです。
このカイガラムシは、明治30年に長崎で発見されたのが最初だそうです。当時の農薬では駆除が出来ませんでした。後に九州大学農学部植物園でこのカイガラムシの天敵であるルビーアカヤドリコバチが発見されました。このハチは有益と言うことで全国に広がり、昭和30年代にはルビーロウカイガラムシの被害は非常に少なくなり、蜂が放たれた場所では、約3年でカイガラムシの被害はほとんど収まっています。
カイガラムシの駆除の方法
カイガラムシの鉄壁の鎧は、なかなか農薬を受け付けません。
鎧は主に、
吸汁の害虫ですから、植物の体内に根から染み込ませる毒を仕込めばいいのでしょうが、なにせ月桂樹。ローリエの葉はロールキャベツと一緒に煮込んだりもします。人の口に入るものだから無農薬で栽培したいですよね。
かと言って、うちに正義の味方ルビーアカヤドリコバチが来てくれるとも限りません。
ということで、一個づつ手で取り除きます。
ルビーロウムシは乾燥した固めの物体で、ロウソクの垂れ跡みたいな感触です。
指の腹で押すと、ポロリと落ちます。
ポロポロ、ぽろぽろ。
月桂樹の枝3本位の被害でしたので、10分くらいで駆除完了です。
触るのが嫌な方は、歯ブラシが便利です。
おわりに
植物には敵がいっぱいで、知らないうちにいつの間にか忍び寄ってきます。でも、つい見落とすんですよね。
日々の見回りが欠かせないと実感した秋晴れの休日でした。
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