ホンダFT400 映画フェアリーテール略してFT バイク写真はyoutubeより就任
これは1980年代の話です
骨太バイク ホンダFT400
ツーリングに不向きのバイク
免許取り消しの謹慎期間は1年間
1年間の年季が開けて原付免許を取り直した俺は、せっせと免許試験場に通い、晴れて6回目で中型自動二輪免許を取得した。そして、友人宅に奉公に出していたヤマハDT125を身受けし、頬ずりして喜んだのであった。
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しばらくして、別の友人からホンダGL400を親戚価格で譲ってもらい、さらにバイクライフをエンジョイしていました。ブイブイ。
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ホンダFT400 キタ━(゚∀゚)━!
そんなある時、車検が半年しかないけど5万でどう?と話があったホンダFT400。まあまあピカピカ。半年乗ったら車検切れのまま売ろうということで購入したのでありました。このバイクはすごい力持ちでした。400CC単気筒というエンジンでとても乗りやすく、おなかに響く振動と排気音が快感。セルモータ付きで、キックを失敗して右足を怪我することもなかったのでした。
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ホンダFT400での 置いてきぼりツーリング
ある日、行きつけのタイヤショップが主催した阿蘇山ツーリングに行くことになった。ショップオーナーのバイクは肉をそぎ落としたスリムなハーレー・ダビットソン。それぞれにビッグバイクで乗りつけ6~7台が参加。
街中では、信号で はぐれないように先頭が黄信号で止まる おりこうさんだ。阿蘇山の麓でのミーティングで「ここからは、待ち合わせ場所だけ決めるんで各自楽しんでくれ。」とのこと。ショップオーナーを先頭にスタートした鬼ツーリングが始まったの。
とにかくみんな速っ。なんとか最後尾からついていくも、FT400はトップギアで時速100キロの時にタコメータはレッドゾーンの8000回転。バイクの上でどんなに駆けアシしても、時速100キロしか出ないことが判明。うっそー。
途中、濃霧となり 前走車のテールランプは次第に小さくなる。そして、ついには見えなくなった。霧の中、やっと待ち合わせ場所に到着すると、ショップオーナーは言った。「俺が崖から落ちたら、お前らみんな芋づる式に続いて落ちてたな。わっはっは。」
こんなキレたツーリングには二度と参加しないと誓いました。
映画フェアリーテール 略してFT
週刊少年マガジンに連載され、全世界で6000万部も出た人気漫画のアニメ化劇場版です。奪われた魔法の杖を取り戻すべく 魔導士ギルドのメンバーが力を合わせて敵に挑む、冒険ファンタジーの劇場版大作です。
詳しくはこちら 公式サイト
おわりに
今思うと、コーナーに砂やオイルがあればイチコロです。霧の中の白線もマンホールのフタもバナナの皮。とても恐ろしくて、もう あんな乗り方は出来ませんのだ。チーン。