ネコのために涙の選択 居候ネコの避妊手術
居候ネコの避妊手術
ネコの避妊を考えよう
ネコの避妊施術の是非
家庭内野良猫一家の長男、かなた君の虚勢手術、長女はるかチャンの避妊手術が済みました。朝から病院へ預けられ夕方に戻って来ました。どっちも、がんばりました。
がんばった、かなた君 ♂ 8か月
がんばった、はるかちゃん。♀ 8か月
ネコの発情
女の子の発情
ネコの女の子は、自然界では年間4回ほど発情し、赤ちゃんを産む準備が整います。それはそれは手塚治虫先生の描画のごとく悩ましくセクシーで、そして、あたりをはばからず情熱をまき散らします。
男の子の発情
ネコの男の子は、自然界では自発の発情は起こりません。人間の男の子は見習わないといけませんね。で、いつ発情するかといいますと、発情した女の子が近くに来た時に発情します。ありゃー、好みで無い女の子のお誘いも無条件で受け入れ? むー、本人は恋の大渦に巻き込まれてるから、まー幸せの絶頂ということで、とりあえずイイんでしょうね。選択権が男子には無い!!
ネコの出産
ネコの女の子は、一回の出産で4~5匹の赤ちゃんネコを産みます。好条件が整えば年間4回のご懐妊で15~20匹の子猫を出産できます。
ぶらりと訪ねてきた地域ネコさんに、よく来たねとゴハンをあげ、彼女のルートセールス巡回路に我が家が登録され、たまたま家が雨風よけに丁度よく、出産のタイミングにベストマッチで安全この上ない軒下で産み落とされることもあるでしょう。うちがそうでした。
うちでは、生まれた4匹のうち、生き残って我が物顔でブイブイ言わせてる子猫は2匹ですが、おいおい、うっかりすると、あっという間に家の周りに20匹の可能性?
猫の避妊手術は是か非か
人間の都合で、ネコの生殖機能を奪い取るなんてあってはいけないことだと思います。
が、それを公言できるのは、年間20匹の子猫を引き受けられるセレブの方だけです。翌年も20匹。また次も、ずっと一生。いらっしゃればノーベル猫賞が確定ですね。
ネコの家督ではなく、そのネコさんの個を宝物として扱うために、涙を飲んでの避妊手術なのであります。エゴですけど。
小鳥を見つけてカカカッとクラッキングするはるかさん。
おわりに
避妊手術はお金がかかる。自治体に申請してサクラ耳にすると補助金で無料なんだけど、はす向かいのミーちゃんは、へたくそ獣医でザックリ耳でサクラ耳ではないしなー。
動物を飼うなら、最期まで責任持たなきゃねー。
こいつらが居候を始めた経緯はこちら