鉢植えの桑の木の剪定 マルベリー盆栽整枝
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マルベリー(桑)の木の剪定
盆栽にしてみよう
つまようじを少しましにしたくらいの細かった実生苗が、ひと夏で立派になりました。
こちらの記事が細くて頼りなかった1年前の桑の苗です。
桑の苗の剪定
こちらが、剪定前の桑の苗です。 樹高40センチ位になりました。この鉢はこれから盆栽仕立てにしてみようと思います。
根に近い位置の枝がしっかり育ったおかげで逞しい「立ち上がり」となりました。太さ1センチちょっとです。「根張り」もしっかりしています。
枝抜き
太い枝が3本、放射状に近い位置から出ていますので、1本だけ残して2本を外します。こぶ切り鋏を使うと、切り口が凹状にくぼみ、肉巻きの際の盛り上がりが幹と同じくらいになって馴染み、肉巻き跡が目立たなくなります。
こぶ切り鋏で切った切り口。少しへこんでいます。
切り口の養生
木材腐朽菌の侵入を防ぎ肉巻き速度を早めるため、切り口を養生します。今回は、癒合剤が手元になかったのでコーキングを切り口に塗りました。
これがあるといいんですけどねー。
樹勢の調整
盆栽仕立てに小さく作りこむ為に樹勢の調整が必要になります。
剪定せずに残した枝の写真を分かりやすいようにオレンジ色にしてみました。
植物の中にある「気」のようなエネルギーの流れは、剪定していないこのオレンジ色の枝に分散されます。結果、剪定した方の枝の勢いが弱まり徒長も起きなく節間がつまります。
合わせて、この枝より下の幹が太く成長し、「立ち上がり」と「根張り」が立派になり「コケ順」が良くなります。
このオレンジ色の枝は、1年後位に付け根にひと芽を残して剪定しようと思います。
おわりに
作業をしてましたら、クロネコ祐希がオシッコしてました。
祐希から3メートル離れた所には、猫トイレが二つもあるのに、わざわざ芝生の上に来てからのオシッコです。なんという悪い子なんでしょうね。
時々、わざとのようにトイレ以外でオシッコします。かまってちゃんなのでしょうか。
ま、コロコロはちゃんとトイレでするから、いいか。٩(ˊᗜˋ*)و
鉢植えの桑の木の2019年6月の様子はこちら
鉢植えの桑の木の2020年5月の様子はこちら
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