桑(マルベリー)の盆栽仕立て 芽吹き 盆栽は育児
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桑(マルベリー)の盆栽仕立て
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盆栽仕様の鉢植え
桑の芽吹き
盆栽仕立ての桑が芽吹いてきました。
撮影機材:OLYMPUS SP800UZ 絞り値:f/4 露出時間:1/320秒 ISO-50 35ミリ焦点距離112
芽吹く前の様子はこちら
樹勢はかなり強いようですね。根元に近い場所から、ひこばえっぽい若枝がたくさん出てきました。※1
芽吹き前の写真に発芽した芽の位置をマーキングしてみました。発芽位置と個数はおおよそこんな感じでしょうか。
分かりにくいので、拡大してみましょう。
①樹冠
残したほとんどの芽から、芽吹きがありました。芽がなかったところにも潜芽があったのでしょうね、立派な芽吹きがあります。
②③根本付近
立ち上がりから、ひこばえみたいな、とても勢いのある枝が伸びてきていました。※2
樹勢が強すぎる枝が2本ありましたので、木の中を流れる気(エネルギー、想い)を木全体に分散して平均化するために芽摘みをしました。
真上に伸びている枝は、アルミ線で下に引き下げます。このタイミングだと、まだ木質化していないので枝に無理をかけません。
④後で抜く枝
根元を太らせるために残した昨年の徒長枝にも、旺盛な芽吹きがあります。※3
盆栽用語の解説
※1 「ひこばえ」木の根元から予期せずにょきにょき生える枝。本体の養分を奪うので通常は取り除く。「やご」ともいう。忌み枝の一種。※4
※2 「立ち上がり」根から幹に移行する土台のような場所。
※3 「徒長枝」びよよーんと突出して伸びすぎた枝。作りたい樹形とのスケールが合わず、芽の間隔が開きすぎて樹形を乱す。徒長枝は盆栽には不要だが、幹を太らせたい時には利用すつ時もある。忌み枝の一種。
※4 「忌み枝」庭木や盆栽を仕立てていく上で、樹形を乱す邪魔で嫌われる枝。
おわりに
ふむ、盆栽とな。じいさん臭いにゃー。
何を言う!!(# ゚Д゚)
盆栽は若いうちかやらないと、時間が足りんのだぞ。なんせ、一つの作業の結果が分かるのがほぼ一年後。その繰り返しだからなー。何年あっても時間が足らんのだ。まるで育児、子育てと一緒だー。
この木は、こんなに細かった桑の実生苗でした。