老梅の花の可憐なほころびは我が家では少し悲しいかもしれません。伐採を検討中のモヤモヤの半年。
可憐な梅の花
なんか、毎年、これでもかと ちりばめられる清楚な梅の花。
ぽちぽち、あちこち。そこかしこ。
そして、満開。
愛してやまない、大きな梅の老木です。
悲しいかな、梅の古木はもう寿命かも
つらくてキツい樹形ですのだ。
立ち上がりから真横に伸びる樹形。
重さがのしかかる。
たぶん、根は重心を整えようとして、横幹の下の地中にどデカく展開しているハズ。
悲しいことに梅の枯木は、もう「立ち上がり」がウロになってしまい、幹が無いに等しい。
もう、倒木のおそれがありそうです。
ウロの様子はこんな感じです。
この一年、剪定をしなかったので、徒長した枝先にはカワイイつぼみがたくさんつきました。
まだ冷たいが爽やかな風
「東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」
菅原道真公が太宰府に左遷される時に読まれた有名な歌ですね。
東風 こち と読みます。
ちなみに、
西風 ならい
南風 はえ
北風 あなじ
だそうです。
おわりに
梅の花が咲いたということは、梅の実がなるということですね。
今年も梅の実の収穫を心待ちに、この梅の木を伐採するかどうかを考えないといけない2019年です。
昨年の梅の実はこちらです。