白バイ隊員に駆け足で追っかけられた。バイク写真は公式ページより。
今週のお題「わたしと乗り物」
これは約30年前のお話です。
写真はホンダホームページより
白バイ隊員は駆け足も速っ!
コンチハンドルへ交換
なんちゃってアメリカンバイクの愛車ホンダGL400カスタム。標準装備のアッパーハンドルも なんとなく中途半端でしたので、ハンドルバーを交換したことがありました。
コンチネンタルハンドル (*´▽`*)
世界は俺を中心に回ってると根拠のないバカな気持ちが無かったと言えばウソになる。みんな、血気盛んな若い頃は世界の中心は自分だったはず。若かったあの頃、何も怖くなかった、ただあなたの優しさが怖かった。♪ でね、コンチネンタルハンドルに交換するときに問題が生じました。フロントブレーキのマスターシリンダーから出てるホースが どうしてもスピードメーターの取り付け位置を通過してしまうんです。スピードメーターが邪魔。
写真はイメージです
赤い所がブレーキマスターシリンダーとブレーキホースです。何とかならないかと試行錯誤の末に出た答えが、スピードメーター外しちゃえ。タコメーターでおよそのスピードは分かるし、交通の流れ乗ってればいいや。わーい、解決。
写真はイメージです。
改造後はこんな感じです。スピードメーターを外して、ミラーはナポレオンミラーへ交換です。
ある朝の出勤
黄色のセンターライン
黄色のセンターラインはハミキンです。はみ出し禁止。黄色のラインから出ちゃだめ。若い頃、道交法は俺だ!ということで 安全確認さえしていれば、赤信号と一旦停止と横断歩行者優先以外は おろそかにしてた頃がありました。
水色の大あわて止まれ男
前走車を何台も右側から追い抜き、心地よく走っていると、前方に小さな水色の人影が道路に飛び出し、両手を大きく回してます。なんじゃー?!見たことある制服。いかん! スピードは落としましたが、バイクを見られたらヤバっ!スピードメーターついてないから整備不良じゃん。彼の横をすり抜けてサイドミラーを見ると、登り坂なのに両手をチョップ型にしてシュタタと全速力の駆け足で追ってきます。こりゃ大変!30メートル位先でバイクを止め、俺も走って戻ります。
水色:「はぁ、はぁ。ずっと見てたぞー。何やってんだ。ここははみ出し禁止だーっ!! はぁ、はぁ。」
黒色:「すいません。急いでたもんですから。はぁ、はぁ。」
青色の紙
息の荒いまま 二人して停めてある白バイの所へ・・・。記憶にはありませんが 多分 青キップを切られたハズ。今でも耳に残るコトバは「あれだけずっと黄色線からはみ出してたんだから、言い訳はできんぞ。」でしたから。(ノД`)・゜・。
おわりに
白バイ隊員に白バイに乗らずに駆け足で追っかけられるというレアな体験でした。白バイ隊員さんはバイクから降りて そこで何をしてたかというと、道路拡張計画が持ち上がっているこの片側一車線の長い坂道の、交通状況を目視調査していたとのことでした。彼の調査報告書に、きっと今回のハミ禁事件が記載されたことでしょう。ほどなく、この坂道には登坂車線が設けられ、登りの追い越しが合法となりました。
元気だすぞー。