写真1枚でできる立体視写真の作り方 3Dステレオグラム フリーソフトseeneon
今週のお題「ねこ」(約1200文字)
写真1枚あればできる立体視写真
写真1枚から3Dステレオグラム写真を作ってみよう
できるわけないハズ?
写真が一枚しかないとできないはずです。でも、できちゃいます。
厳密にいうと、被写体の後ろに隠れている背景には左右の目で微妙な見え隠れがあり、写真が一枚しかないとこの部分が再現できません。
しかーし、見え隠れが無い一枚の写真では逆に見やすい画像となるかもー。
一枚の写真からの作り方
seeneonというフリーソフトを使います。
ダウンロードページ https://www.axfc.net/u/1149833
※カスペルスキーからは個人情報云々と危険ページだとの警告メッセが出ますが、詳細ボタンから入れます。サイト内をうろうろせずに、さっさとダウンロードして離脱しましょう。
起動するとこんな画面が出てきます。
3Dステレオグラム写真作成の前準備
前準備その1
立体視の3Dステレオグラムにしたい写真を用意します。
今回は、キジ猫アンジェロのこの写真を使います。
前準備その2
3Dステレオグラム写真の高低差情報データ画像を作成します。
高低差情報画像の暗い箇所が遠くに見え、明るいところが近くに見える3Dステレオグラム写真が出来上がります。
作り方は、根気よくメイン画像写真を塗りつぶしていきます。
レイヤー処理ができるレタッチソフトがあれば、より繊細にできそうです。
作成手順
seeneonを起動したら、所定の場所へデータを入力します。
①メイン画像をドラッグ&ドロップします。
②高低差情報画像をドラッグ&ドロップします。
③生成オプションを指定します。
・出力サイズで出来上がり画像の大きさを指定します。
・視差を指定します。数値が低いと薄い高低差、高いと深い高低差となります。あまり大きくしすぎると、呼ばれて飛び出スギてジャジャジャジャーン、不自然な立体視写真となります。
・方法で写真の種類を選びます。
・情報色を選びます。高低差情報写真のカラーです。今回はモノトーンで作成しましたのでgrayをチョイスです。
④生成を押下します。
出来上がり
平行/交差をまとめて作成しました。左が平行方、右が交差法です。
平行法
ぼーっと遠くを見るようにして、写真下の白印が重なると立体に見えます。
交差法
寄り目にして、写真下の白印が重なると立体に見えます。
過去作成分のデータ
かなたのひげ袋
左のメイン画像に右の高低差情報を入力すると、立体視ができる写真ができます。
ひげ袋ぷくー。
おわりに
絶世の美男ネコ、О次郎様の額縁写真も同じ方法で作成しました。
しかし、О次郎さん、いつ見ても素敵ですね。にゃーにゃー。
写真を立体化したい方へ
リクエストにお応えする用意が整いました。
問い合わせフォームからの紳士的リクエストに限りお受けいたします。
無料なので納期指定はできません。
著作権がある元画像から作られた立体画像については、立体画像の製作者として一切の責任を負わない代わりに、立体画像の著作権は放棄します。制作した立体画像の著作権はあなたに帰属しますので、全責任を負ってください。
出来上がった立体画像を公開する場合は匿名ではなく、署名公開をお願いします。