トイレの換気扇を分解掃除してみた。(後編)異音解消のためのお掃除 天井埋め込み型換気扇 東芝DVF-10S2
交流モーターの分解掃除
交流モーターは注油で蘇る
換気扇のモーター
トイレの換気扇のホコリ収集癖には困ったものです。
しかし、天井は2m50cmの高さですが、そんなトコにも結構ホコリが舞っているものなんですね。
ファンから鉄板を隔てて裏側にモーターがいらっしゃいます。
これが、モーターです。
このビスを抜けばモーター軸が現れるハズ。ビスを抜いてみましょう。
軸受を外すと、モーター軸が現れました。軸の周りの黒色の塊りはモーターを回す磁石です。
磁石を外すとモーター軸が現れます。
軸受けはモーター軸の前後の2箇所にあるはずなので、モーター軸を引き抜こうと頑張りましたが、鉄板壁に隔てられたファン側の軸棒が微妙に錆びていて抜けてくれません。
めんどっちーんで、モーター軸を浮かせた状態で前方の軸受にグリスをぶち込みます。
後方のモーター軸にもグリス塗布
後方軸受けをセットして、ビスで締めます。
ベアリングの穴にも注油です。
ファンの取り付け
沐浴でミソギを済ませた、爽やかシロッコファンさん。
モーター軸には、ファンの取り付けビスを座らせる切り欠きがありますので、ファンの取り付け方向に注意します。
フィンの間から、ビスを回します。届く長さのドライバーをご用意ください。
帯磁ドライバー
言い忘れました。
トイレ換気扇の分解掃除は、換気扇が電源ケーブルにぶら下がったままの空中作業になりますので、帯磁ドライバーは必須です。
ビスを磁力で保持してくれます。
普通のドライバーだと、ネジがね床に落ちるんですよ。
で、跳ねてどこ行ったか分からなくなっちゃう。
時間とメンタルの大ロス。
帯磁ドライバーをお持ちで無い方は、お宅の冷蔵庫の扉に張り付いている磁石を、ドライバーの金属部分の根元にくっつけとくと、即席の帯磁ドライバーが手に入ります。
ちっこいネオジウム磁石なんか強力で、すんげ役に立ちます。
換気扇の設置
組み上がりました。試運転も音が静かです。
天井の居場所に組み込みます。電源ケーブルが邪魔になって本体が天井内の箱に収まりにくいので、電源ケーブルを天井裏に送りながら上げていきます。
ビス2本で締め込みます。
カバーを取り付けて完成です。
おわりに
上の、グリスを前方モーター軸に注油している写真は、ヤラセです。
俺、右利きで右手でグリスを噴射したんだけど、それじゃ、右手でしかシャッターを押せない俺のカメラでは撮影できないんですね。
で、模擬の左手噴射の写真を掲載しました。m(__)m
以下、前編です。