出現した警察官5~6人に取り囲まれてビビったー。幸運に感謝。
警察官5~6人に囲まれてビビった話
今週のお題「怖い話」
事故のような故障の話
とりあえずブックマークすると後でゆっくり読めまーす。
コメント無しでも嬉しいのだ。
交差点でのタイヤの悲鳴
キキイィィィッ!!
青信号の交差点を左折していた時に、事件は勃発した。
俺は娘と愛車ワゴンRで出かけていた。軽くブレーキを踏んで十分に減速し、気持ちよく交差点に入ったとたん、黄色い絶叫と同時にガクンと停止したワゴンR。
なんじゃーっ!
何かにぶつかったような衝撃での急停車。
光学迷彩で偽装したタチコマでもうずくまっていたか?
駆けつける警察官
何がナンやら分からずにいると、お巡りさんが5~6人、すわ、出動って感じで湧いて出たように走り寄ってきた。笛を咥えて交通整理係を始める警察官、俺に事情聴取を始める警察官、ワゴンRの車体を調べる警察官。
なんて展開!
皆さん、どこに隠れていたの?どこかの番組のドッキリ?
お怪我はありませんか? ところで、事故の相手はどこですか?
大丈夫です。相手はいません。突然、止まったんで、びっくりしました。
そうですか。ぶつかったような傷も見当たりませんね。あ、右前輪が破損してますね。
なんと、ワゴンRは右前輪が脱臼していたのだった。
ロアアームからボールジョイントが抜けるという信じられない故障で、前輪が車体に噛んでロックしてしまったのだ。
故障現場は警察署のすぐ前の交差点。
タイヤのきしむ大きくて寸止まりの悲鳴に、事故を確信して事故処理に駆けつけてくださったお巡りさん方だった。
画像はGoogleEarthより
安全な場所への移動
交通の妨げになるので、JAFを待つ間、とりあえず道路の端の安全な場所へ移動しなければならない。しかし、いくら押しても前輪が回転不能なのでビクとも動かなかった。
警察官のお一人が、署に戻って秘密兵器を持ってきてくれた。違法駐車を移動するときに使用する「車輪を載せる台車」だ。ちっこい車輪がいくつかついていて、回転しなくなった右前輪に手慣れた手つきで取り付ける。
3~4人の警察官に後ろから押してもらい、約100メートル離れたバス停まで避難することができた。
画像はGoogleEarthより
おわりに
この後、JAFの救助を受け、家の近所の整備工場までレッカー移動していただきました。初めてカッコイイJAFの車に乗せていただいて、娘も喜んでおりました。故障した場所がツイていましたね。